10月は、「神無月(かんなづき)」です。(島根県を除く)
有名な話ですので、
釈迦に説法になるっぽですが、
一応、説明を書きますと、
日本全国の神様が、
島根の出雲大社へ会議にでかけるので、
この月の神様は、お留守なのだそうです。
私が初めて、この話を聞いたのは・・
小学校の中学年の時でしたかな?
私の地元の秋祭りは、
10月に行われていたので、
あれ、何か・・ちょっとおかしいな?
と、思って、
おそらく、大人に聞いたことも、
一度ならず二度くらいはあると思うのですが、
なんてはぐらかされたか覚えていません。
昔話はこの位にして、
現在の話です。
10月は秋祭り・・
これは、現在でも、です。
(他の地域でも多いと思いますが)
しかし、やはり、冷静に考えてみれば、
神無月なのだから、
神社に神様はいないのでは・・
だから・・では、ないですが、
近年は、秋祭りの日に、
神社へ行くことがありませんでした。
なので、どうせ、
お祭りの日に行くことはないので、
と、
10月に入ったばかりのこの日、
近所の神社の近く迄、きたので、お参りに・・・
・・
ん、あれ、でも、
神無月なんだよな・・
と、
思い、
(コロンブスの卵みたいになってますね。
どっちが先だったっけ、みたいな話(笑))
躊躇もしたのですが、
まぁ、やはり、寄らせて頂くことにしました。
近所の神社・・
そこの神様は、
土地神(とちがみ)さまです。
いつもの手順で入り、
ごあいさつをして・・
「ところで、神無月ですが、
いま、いらっしゃいますか?」
と、心の中で、
そおっと・・尋ねてみました。
すると、間髪入れず、
(間に髪の一本も入らない・・とは、正にこのこと。
かみ、だけに・・??)
ズワァアアッ・・ と、
下半身にかけて、
鳥肌が立ちました。
この、下半身に・・
というのが、
私にとってはPOINTでして、
私、自分(の意志)で、感動したり、
ゾクゾクしたことには、
上半身に、鳥肌を感じます。
人それぞれでしょうけど、
とにかく、少なくとも、
私は、自力では、
下半身に、鳥肌を立てることができません。
なので、
自分の意志か、
無意識の意識で感じて、
立てた鳥肌ではない、と、思います。
そんなこんなワケで、
下半身に鳥肌が立ったので、
多分、いらっしゃるんだ、と、
実感(?)しました。
そして、
「いなくても伝える」 だったか、
「留守でも伝わる」 だったか、
そんな風なニュアンスの言葉が、
聞こえたというか、
感じたというか・・
気のせい、というやつですよね。(笑)
で、も、不思議&興味深いのは、
神様がいらっしゃる筈の、
奥の方ではなく、
比較的、近場の方から、
そういう意志を感じた・・ので、
神様ご本体からの言葉では、
なかったのかもしれない・・
なんていうこと。
平社員、社長に会いに行ったら、
秘書が出てきて応対、みたいな。
まぁ、この方が、
私(自分の程度)には現実的な気もして、
好感が持てます。
まぁ、そりゃそうだよな、
神様おん自らってことはないでしょう、と^^
まぁ、その辺はさておきですね、
この、近所の神社は、
子供の頃からのなじみのある、
私に一番か二番くらい近い神社なので、
ここで、だったら、
聞いてみたら、わかる・・可能性が、
一番、高いんじゃないかな、と、
思ったりしたワケです。
だって、霊感は勿論のこと、
神の言葉を聞く能力 なんて、
ある筈がない私ですので。
そんな人間が、唯一、一番、
神様に近づけるところといえば、
近所とか、子供の頃から通ってるとか、
そういう近い神社(神様)なのでは、と、
憶測してみたのですよ。
幽霊だって、霊感なくても、
おばあちゃんとか親類なら、
比較的、見易いって言うし・・
ねぇ、おばーちゃん?(♪)
うーん、気のせいかもしれないけど、
こう思っていた勘が、
当たった様な気もして・・
参拝後、心地良い風がそよ吹いたりしたせいもあって、
うふうふ、思いながら、帰途に着いたのでありました^^
その後、
神様の行事は、
陰暦(旧暦)で行われるので、
現在の、
太陽暦の神無月(10月)は、
旧暦とは、
一ヶ月弱、ズレているとのこと
だったので、
あーっ、じゃあ、
10月の上旬なんて、
神無月に、まだ入ってないんだぁ・・
と、わかり、
ますます、むふむふ、と、
思いましたよ、YO
という、
今回は、ながーいお話でした。
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