お盆でしたね。
戦後70年目の夏ということで、
いつもの夏(お盆)と、
雰囲気が違っていた気がします。
何と言いますか、じわじわしない・・
(え?)
私のこれ迄の人生の体験上、
日本人は、
家の宗教はあるけれど、
神様仏様は、いる様ないない様な・・
霊感は過半数以上がないと言い、
霊というのは、いる様ないない様な・・
・・というかんじの人が、
ふわーっと多い気がするのですが、
でも、お盆はきっちりしますよね。(笑)
霊なんかいない!
死んだら無!!
と、
おっしゃる方も、
自分の親族の墓はあるだろうし、
おそらく、お盆となれば、
墓参り位はなさるのでしょう。
いないと思っている、
いるのかいないのかわからないと思っているのに、
お盆とかお墓参りとか、
ヘンですよね。
鬼の棒金棒を取ってぺちゃんこにしたいワケではなく、
(上げ足を取る・・みたいな例えをしたいワケです)
不思議と、お盆、
きっちりやるよね、みたいな。(笑)
勿論、真摯にやってらっしゃる方もたくさんいて、
そういう方は、
そんなことない!と、思いながら、
読まれていたと思われますが、
大丈夫です、
ちゃんと存じておりますので。
でも、
先祖を大事にする・お墓参りをきっちりしている
= (イコール)
社会的成功
とは、
関係がある様で、あんまりない様な気がします。
よく、社会的成功者は、
先祖供養半端ない、と、聞きますが、
先祖供養半端なくて社会的成功者の知人が、
私の知る範囲に、あんまりいないので・・
(勿論、いるんでしょうけど)
で、もって、
成績良くて、周りから好かれる優等生の友だち、は、
お盆に、ディズニーランドに行くことはあっても、
お墓参りなんかすることはなさそうでした。
家に仏壇もないので、
神棚との違いもよくわかってないかんじ。
ああいう人は、
お墓参りなんかしなくても、
守ってくれる高級なご先祖がいるんだろうなぁ、と、
いまになってみれば、思います。
それか、神様とか特に意識したことはなくても、
守られているということは、
それだけ、その人本人の格が高いか。
(優等生&裕福に生まれ育っているのだから、
そういうことなんでしょうけど^^)
話を、このお盆でいちばん、
興味深かったことで、まとめます。
私の知人(男性)に、
物事を俯瞰(ふかん)で見ている人がいるのですが、
たとえば、占いなんか、絶対信じないタイプ。
お盆に対して、
「しょうがないなぁ。行事のひとつだし」
みたいな言動だったので、
やっぱりなぁ、と、思い、
「死んだら「無」だと、思ってますか?」
と、
たずねてみたところ、
「死んでるのに、無も何もない、じゃないですか。
だって、死んでるんですから!」
とのお返事。
つまり、死んだ人間が、
何か考えたり、
何処かへ動いたりできるんですか、
死んでるのに!!
という、考え。
面白いなぁー・・と、思いました。
死んだらそこでストップなんですね。
だって、死んでいるんだから。
(笑)
これ位、潔かったら、
何か、真摯に生きられそうですね。
その知人、
生きている人間は大事になさっている様だし、
お墓もお盆も、
そうは言っても、ちゃんとやるんだろうなぁ、
という気はします。
死んだ人間がそれを望んでいるから、ではなく、
生きている時にそれを望んでいた、
その人の為に・・
霊とか信じてないけど、
お盆をやるのは、
そういったことでもあるのかな?
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