世界一周旅の旅先のひとつ、台湾では、
茶藝館へも行きました。
↑画像の、抹茶色の落雁みたいなお菓子が、
本当に美味しくて、
口の中で、ほろっと崩れる食感が忘れられなくて、
まぁ、山ほど買って帰ったので、
(結構、食べた、ということ(笑))
いまでも、ほろっと崩れる食感は忘れていません。
そんなワケで、茶藝館で印象に残っているのは、
お茶よりも、冒頭のお菓子の方でして、
まぁ、お茶も美味しかったと思うのですが、
作法も何も、覚えておりません。
九份(きゅうふん/ジュウフェン)という、
台北からバスで一時間30分くらいかかる、
山の中腹に、レトロな町並み観光地がありまして、
私は2回、行きました。
1回行って、気に入って、
2回も行ってしまった、という・・
茶藝館は2回目の時に訪れて、
↑画像の通り、雨の日だったのですが、
逆に落ち着いて飲めたと言いますか、
雨と霧の中、お茶を飲んだ、あの空間が、
立ち上る湯気の様な、ふわふわ感で、
思い出せることができます。
いやぁ、2回行っててよかったですよ。
1回っきりで、雨だったら、
せっかくの眺望なのに雨で見れなくて台無しだった!
みたいなことしか、
思えなかったかもしれないですもんね。
まぁ、この思い出もいいんですけど、
今回の記事は、
「台湾のお茶」が、テーマなので、
さっさと本題の方にまいりますと、
台湾はお茶が美味しかった~!!
と、
私が、日本で、方々で、
言いふらしているんですが、(笑)
そうなることになった、きっかけは、
情緒あふれる茶藝館、でもなければ、
旅情あふれる九份の町、で、でもなく、
某、石の産地の近くにあった、
石の販売店(お土産屋)・・
だったんですよね。
ある町の宿で、
トレッキング&観光付きの半日ツアーを、
お願いすることがありまして、
ワゴン車で、客4人&運転手さん1人 で、
ブロローッと、でかけて行ったのですが、
お手洗い休憩もかねて、
その石の産地のふもとにある石屋さんに、
立ち寄ることになったんです。
正直、お手洗いだけ済んだら用はなくて、
でも、店内を見ないワケにもいかないので、
こんなんどうやって運ぶんだよ!
日本の(狭小住宅の)何処に置くんだよ!
など、
日本人の感性からしたら、でか過ぎるかんじの石を、
ひと通り見終わり・・
暇になってしまいました。
すると、ここが台湾というか、
日本と違うなぁと思うのですが、
お土産屋さんの事務所みたいなところへ、
手招きをされたのです。
「暇? だったら、お茶でも飲む?」
みたいな、ノリです。
ちょっと面喰ったのですが、
喉が渇いていた気もするし、暇だったので、
では遠慮なく、と、
古いかんじの応接ソファに座らせて頂きました。
出てきたのは、いかにも、
(茶葉が)ふやけて、一番茶ではないかんじの、
事務所の急須・・と、湯呑み。
でも、ありがたく、頂こう~・・と、
ごくっと、飲んだら・・・
・・
う、うまい・・!!
えーーっ、こんな、
ただの事務所(失礼)のお茶が、
こんなに美味しいのぉーー!!?
普段、こんなお茶を、
ふつうに飲んでいるのか・・!!
と、
物凄く、驚いたんです。
まぁ、その石屋さんが、
物凄く儲かっていて、
最高級の茶葉を使ってて、
お茶マイスターみたいな人がいて、
昔の皇帝が飲むレベルのお茶を、
たまたま、私が飲まされていた・・
のかもしれませんが、
台湾、めっちゃ、茶が旨い、
茶を飲むだけの為に、台湾へ行きたい・・
九份は晴れてても雨でもいい
など、と、
新茶の季節になるたび、近づくたび、
いろいろ思い出したり、
思ったりしています。
美味しいものだらけの台湾なので、
お茶だけの為に台湾へ・・と、
言ったり思ってたりする私は、
ちょっと、変わっているかもしれません。
やっぱり、
昔だったら皇帝しか飲めなかった様なのを、
飲まされていたのかなぁ~~^^
皆さまが、石屋さんへ行って、
事務所でお茶を飲ませてもらえるかは、
わかりません。
お含みおきくださいませ、ね。(笑)
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